蒸気機関車(2)
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Update (2008/02/28)   

bullet 盛大に白煙を上げるD51とC11の重連運転

盛大に白煙を上げるD51とC11の重連運転
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徐々に改良を重ねる過程は、次のブログ記事に載せています。

参照:Blog KOKAのつぶやき | 盛大に白煙を上げるD51とC11の重連運転≪CG≫ その4

参照:Blog KOKAのつぶやき | 盛大に白煙を上げるD51とC11の重連運転≪CG≫ その3

参照:Blog KOKAのつぶやき | 盛大に白煙を上げるD51とC11の重連運転≪CG≫ その2

参照:Blog KOKAのつぶやき | 盛大に白煙を上げるD51とC11の重連運転≪CG≫

Update (2007/07/03)   

bullet 島影に沈む夕陽

C12の背景に使った海と島を使って、夕陽の『光』を演出してみました。

島の反対側の山入端にまだ。光が残っているところ。

島影に沈む夕陽(1)

少し時間が経って、上空の雲にはまだ光が当たって、海面に反射しているところ。

その後、夕陽は沈んで、海面が残光に映えているところ。

この光の筋を見せる夕陽を作り出す source については、Abe Madey さんのシーンファイルを参考にさせてもらいました。povray news の次のメッセージに、ソースファイル('cloudtest2.zip')が添付されています。

http://news.povray.org/povray.binaries.scene-files/thread/<web.4447da16ade663f78069ddd30@news.povray.org>/?ttop=243615&toff=50

Update (2007/07/01)   

bullet 鉄橋を走る蒸気機関車C12

C12に客車(オハ35)を牽かせ、餘部の鉄橋モドキ(5年前にC11を走らせた鉄橋)の上を走らせて見ました。背景は海と島です。煙は、以前に作ったものをベースにそれを少し膨らませてみましたが、煙をそれらしく作るのは難しいですね。煙の後ろの方が、時間が経って拡散してゆくように見せるのにはどうしたらよいのか、工夫が付かないのです。このあたりは5年前から一向に進歩していません(~_~;)。

海沿いの鉄橋を走るC12
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煙に関しては、次のような作り方をしています。
基本形は、複数の sphere を、たなびく煙らしく見えるように並べたものです。その、material は次のような感じです。

例えば、
        interior{
                media{
                        emission rgb<0.05, 0.05, 0.05>
                        density{
                                spherical
                                color_map{
                                        [ ・・・

他には、
        interior{
                media{
                        absorption rgb<0.05, 0.05, 0.05>
                        density{
                                spherical
                                color_map{
                                        [ ・・・

これらを、hollow な sphere に適用しています。それで、蒸気を沢山含んだ白っぽい煙や、石炭の煤煙を含んだ黒っぽい煙のように見せているつもりです(~_~;)。それらしく見えて欲しいという願望が強いので、自分にだけその様に見えているという独りよがりなところがあるかもしれませんが。

Update (2007/06/29)   

bullet 蒸気機関車C12モデリング

POV-Rayで、小型タンク式機関車C12を作ってみました。5年ほど前に、C11を作っています。C12はC11を一回り小さくした設計ですから、C11の部品の多くがそのまま流用できます。
取り掛かってから4日で、なんとか形になりました。

C12
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Update (2006/07/12)   

bullet 機関車にも石炭を積む

「給炭所」に蒸気機関車(D51とB20)を置いてみました。D51のテンダー(炭水車)には、今まで石炭は積んでいませんでしたが、給炭所の作成の過程で、石炭の山をそれらしく作るノウハウが獲得できましたので、早速それを使ってテンダーにも石炭を積み込みました。

また、石炭の礫の色や大きさなどは、クローズアップした場合のリアルさと遠景の場合の見た目は別物のようなので、遠景で効果的と思う(非常に主観的ですが)値に変えてみました。

ついでに、以前作成済みの給水塔や客車を遠景に配置しました。

給炭所にD51
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Update (2006/07/10)   

bullet 石炭のイメージ

「給炭所」に石炭が無ければ話になりません。早速、石炭のイメージを追加しました。
ドイツのFriedrich A. Lohmuellerさんが作られた"shapes_lo.pov"というインクルードファイルの中の、Round_N_Pyramidマクロを使って、角を丸めた四角錐台を作ります。その表面をtraceし、isosurfaceで石炭礫を配置します。遠景なら適当なマッピングでもよかったのでしょうが、クローズアップに耐えられるように、作り込んでみました。

石炭のイメージ
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Update (2006/07/09)   

bullet 給炭所

「給炭所」と書いても、今の時代では何のことやらピンと来ないのが当たり前です。実は、私も「SL=蒸気機関車」のCGを作り始めてはじめてその存在と実体を明確に理解したのですが。文字のとおり解釈すれば、炭を給する所。鉄道に関する場合、この炭は「石炭」ですね。その石炭を積み込んだり補給したりする施設やその場所のことです。英語では、coaling station と言います(言うそうです)。

蒸気機関車に関連する施設としては、給水施設と共に必須のものですから、これも作ってみました。

給炭所
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給炭施設の脚柱やガントリークレーンに多用している、パイプの組み合わせによるパイロンは、ドイツのFriedrichさんが作成されたPOV-Rayの拡張 insert menu の中にある Ready made Scenes からMast_1マクロ、Mast_2マクロを使用させていただきました。とても簡単にパイロン(門形)が出来ました。Friedrichさんが作成されたPOV-Rayのアドオン insert menu は、とても便利です。次のページから入手できます。
http://www.f-lohmueller.de/pov_tut/addon/insert0.htm

とりあえず、給炭所は出来たのですが、肝心の「石炭」がまだありません。これをどの様に作るかが問題です。その石炭を運んでくる「無蓋の貨物車」も必要です。まだまだ、作るべき素材には事欠きません(^_^;)。

Update (2006/07/07)   

bullet 出来た! KOKA Railroad Museum

転車台、扇形機関車庫が出来ていたので、ここに自作の蒸気機関車を配置して、「KOKA鉄道博物館」あるいは「KOKA蒸気機関車展示場」の様なものを作ることにしました。部品は出来上がっているので、あとは、それらしい背景を付けるだけです。

非常に、安直なのですが、周辺に木を植えて、遠景に山を置くことにしました。

まず、「木」ですが、これはGilles Tran さんのMakeTreeマクロを使いました。このマクロのソースは、Gilles Tran さんのホームページのmacros & sourcesページから入手できます。MakeTreeマクロでは、生成した木のシーンファイルをincludeファイルとして出力しておくことが出来るので便利です。

次に遠景に用いる山岳風景なのですが、これはBill Pragnellさんの、山岳風景用のマクロ(mesh2 heightfield を生成するマクロ)を使用しました。POV-Rayニュースの次のメッセージにそのソースが含まれています。

http://news.povray.org/povray.binaries.images/
From: Bill Pragnell
Subject: Mesh vs mesh2
Date: 25 May 2006 12:00:01

これらを、組み合わせて、レンダリングしました。おもちゃ箱から引っ張り出した模型を、勢揃いさせた感じの KOKA Railroad Museum です。

KOKA RAILROAD MUSEUM
KOKA RAILROAD MUSEUM
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Update (2006/06/10)   

bullet 陰の部分の色調を変更

昨日(2006年6月9日)のレンダリングでは、陰の部分(機関車庫内部や、機関車の陰など)の調子がもう一つ気に入らなかったので、そのあたりに手を加えて再レンダリングしてみました。自分では、こちらの方が良いと思います。

扇形機関車庫と転車台と蒸気機関車たち(2)
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Update (2006/06/09)   

bullet 扇形機関車庫と転車台と蒸気機関車

扇形機関車庫ができたので、転車台と機関車庫の前に蒸気機関車を並べてレンダリングしてみました。こんな感じです。

扇形機関車庫と転車台と蒸気機関車たち
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Update (2006/06/08)   

bullet 扇形機関車庫

転車台ができたので、その先にあるはずの扇形機関車庫を作ることにしました。まず扇形の1車線分の基本ユニットを作成します。

扇形機関車庫の基本ユニット

この基本ユニットを生成するシーンファイルを、扉の開閉スイッチをつけたマクロに仕立てておきます。そうしておいて、転車台の中心位置から1ユニットづつずらした角度でこの基本ユニットオブジェクトを呼び出せば、扇形に繋がった車庫が生成されます。

最後に、両端の壁を作成します。これからですけれど。

Update (2006/06/08)   

bullet 給水塔

蒸気機関車 は石炭を燃やして水を蒸気に変えその蒸気圧を動力源にするのですから、水を大量に消費します。駅には給水施設が必須でした。その給水塔を作ってみました。横にある小屋は給水塔に送水するポンプ小屋です。

給水塔とポンプ小屋

だんだん、蒸気機関車が主人公のジオラマの部品作りみたいになってきました。

Update (2006/06/03)   

bullet 転車台と蒸気機関車たち

転車台を作ったので、早速この周りに今まで作った蒸気機関車を勢揃いさせました。
転車台のある操車場では最も活躍するB20(その為に作られた蒸気機関車です)を、真ん中で転車台に載せて、外側左右に昭和を代表するテンダー式のD51とタンク式のC11、中央に明治時代の小型のSLを置いてみました。

転車台とSL
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Update (2006/06/03)   

bullet 転車台(ターンテーブル)

ターンテーブル(turntable)と言うとレコードプレーヤーを思い浮かべる人もあるかもしれませんが、今ではそのレコードプレーヤーも過去の遺物です。ここで言うターンテーブルは、転車台つまり蒸気機関車を載せて回転し向きを変えるための装置のことです。蒸気機関車は、もちろん後進もできるのですが、運転室の位置などの構造 上の問題で、長時間の後進運転には不向きです。そのため、列車の上り、下りが入れ替わるときには、機関車を外して、転車台で向きを逆転させ、新たな先頭位置に連結する必要がありました。その為、主要な駅には 必ず転車台が設置されていました。
そこで、その転車台を作ってみました。大型の蒸気機関車も扱えるかなり大型のものを想定しています。

転車台

Update (2006/05/25)   

bullet 蒸気機関車B20とD51

国産最小SLであるB20の細部のモデリングを加えたものと、以前に作成したD51を並べてレンダリングしてみました。B20は全長7m、D51はテンダーを含めて全長約19.5mです。画面にはD51のテンダーが入りきりませんでした。
もちろん今回はB20が主役です。今までにCGで作成したSLは、本物らしさを求めると、どうしても本物になりきれない弱みが出るので、逆に如何にもCGっぽいキラキラ、ピカピカしたおもちゃ風を貫いていました。D51は、金属部分はあくまで塵一つ付かない鏡面仕上げ、塗装はメタリック仕上げです。一方、今回作成したB20は、塗装はつや消しハードコート、金属部分はサンドブラッシュ加工、小さくても良く働く質実剛健な雰囲気のSLに仕上がりました。

B20とD51
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Update (2006/05/20)   

bullet 日本で最小の蒸気機関車B20

4年ぶりに新しい蒸気機関車を作ってみました。モデルは日本で最小の蒸気機関車B20です。B20は、戦争末期から終戦直後に設計製造されたもので、外観は考慮せず資材の節約や工程の簡素化を求めたということで、複雑な曲面は殆どありません。その分、CGでのモデリングは容易でした(^_^)。
正式な図面などは入手できませんので、「日本の蒸気機関車、宮澤孝一著、講談社」の側面図と写真を参考にしました。B20は梅小路蒸気機関車館で動態保存されているようですが、まだ実物を見たことがありません。そう言う訳で、モデリングはあくまで「もどき」であって、サイズや構造はかなりいい加減です。

蒸気機関車B20
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